レヴォーグの実燃費と年間にかかる維持費を詳しく計算して解説

スバルのステーションワゴンで主力の「レヴォーグ」は2017年7月にマイナーチェンジされて新開発のアイサイトも改良されて運転支援システムもさらに向上しました。

 

足回りのサスペンション部分も最適化されて、より走行性能がアップして乗り心地に関しても、従来モデルよりも格段に向上。

 

「安全性能」と「ツーリング性能」を大きく強化されて、レヴォーグの購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

 

大幅に改良されて従来よりも格段に良くなっているのですが、一つだけ気になる所が「燃費」の部分です。

 

パワフルなターボエンジンを搭載しているので燃費部分は仕方ないとも思えますが、それでも負担にはなる事は間違いありません。

 

車は購入してからも維持費がかかるので、しっかり確認しないと思わぬ出費に悩まされる事になりかねません。

 

特に燃費部分は車の維持費でも大きなウェイトを占めているので無視できない金額になります。

 

さらにこういった、ランニングコストを考える事で、より購入しやすくなりもしこれから、販売店のディーラ営業マンやご家族の方に交渉する機会がある場合では

 

レヴォーグの維持費にやたら詳しい人!

 

といった印象を与える事が出来るので販売店営業マンには「なんて細かい人だ!」といった存在になり簡単に「カモ」られる心配はなくなります!

 

ご家族の方には「そこまで詳しく調べたの!?」

 

何てことにもなるので、レヴォーグの維持費マニアみたいな存在にもなり、今よりも交渉力が増す事は間違いなく、購入時の商談に活用できるはずです。

 

しかし、これから紹介する維持費内容を周囲の人にそのまま全部ストレートに伝えてしまうと、あまりにも細かい数字で「何言ってんのこの人・・・」となって若干引かれるかもしれませんので自分なりにかみ砕いて活用してください(笑)

 

今回はレヴォーグの年間維持費を徹底的に調べたので周りの方よりも一歩先をいく知識を身に着けてみましょう!

 

記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。

レヴォーグにかかる年間維持費

車を維持していくには必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。

 

【レヴォーグにかかる維持費】

  • 燃料費
  • 任意保険
  • 自賠責保険
  • 駐車場
  • 車検
  • 重量税
  • 自動車税
  • メンテナンス

 

レヴォーグにかかる維持費にはこのような費用があります。

 

この費用は使用する地域や用途などで料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。

 

【条件】

  • 走行距離数は年間平均的な10,000q
  • 駐車場代は全国平均の8,500円
  • ガソリンの単価はリッター130円
  • 新車から購入して10年間

 

この条件の中でも特に重要になってくるのが「使用年数」になります。

 

使用年数によって、年間維持費の金額が大きく変わり特に条件で左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。

 

年間費用を正確に出すには、実際の使用年数に近いものにしないといけません。

 

よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算していきます。

 

車の使用期間平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。

 

この条件で維持費を計算して確認してみましょう。

 

レヴォーグの実燃費

レヴォーグの燃費はメーカーで16,0q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は10,4q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。

 

年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷10,4q/L×130円=125,000円

 

年間でかかる燃料費は125,000円になります。

 

レヴォーグの任意保険

任意保険は万が一事故などが発生した場合に、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、保険の加入自体は自己判断になっています。

 

車を購入したほとんどの人が任意保険に加入していますので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算します。

 

任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件により保険の料金は変わりますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。

 

レヴォーグの車両料率クラスは
対人:4/対物:3/搭乗者:4/車両:4になります。

 

今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が64,200円になります。

 

年間でかかる任意保険代は64,200円になります。

 

レヴォーグの自賠責保険

自賠責保険は車を使用するには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。

 

車を購入した時や車検を受ける時には保険加入が必要になリます。

 

新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円

 

その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので

 

25,830円×4=103,320円

 

36,780円+103,320円÷10年間=14,010円

 

年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。

 

駐車場代

車を所有するには保管する場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。

 

駐車場代は使用する地域によって金額の差が大きくなり特に都内と地方では倍以上の価格差があります。

 

今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。

 

全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での差が、かなり大きい事が分かりました。

 

  • 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円 
  • 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円

 

東京の駐車料金は物凄く高いです!
長野の8倍になります・・・(;´Д`)

 

このように駐車場を利用する地域により、大きな差が出てきますが、今回は全国平均で計算します。

 

全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円

 

8,500円×12ヶ月=102,000円

 

年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。

 

車検費用

車検はほとんどの人が整備工場に依頼して受けていますので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。

 

車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。

 

基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので

 

新車から3年で一回目の車検で40,000円

 

残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円

 

40,000円+160,000円÷10年間=20,000円

 

年間にかかる車検費用は20,000円になります。

 

レヴォーグの重量税

重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。

 

レヴォーグは減税対象車になるので減税になりますよ(^^♪

 

 

重量税

新車購入時

22,500円

初回車検時

20,000円

2回目以降車検時

20,000円

 

新車購入時は25%減税で22,500円(3年間)

 

2回目車検以降、からは20,000円の重量税が発生します。

 

10年間で車検をする回数は5回

 

そのうち3年間は重量税が22,500円で残り7年間で4回の車検を受ける事になりますので、

 

20,000円×4+22,500÷10年間=10,250円

 

年間にかかる重量税は10,250円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。

レヴォーグの自動車税

自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。

 

レヴォーグの自動車税は特に減税はありません。

 

自動車税

初年度

39,500円

2年目

39,500円

3年目以降

39,500円

 

自動車税は毎年発生しますので

 

年間にかかる自動車税は39,500円になります。

 

レヴォーグのメンテナンス費用

レヴォーグを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。

 

最低限必要になる費用を出して見ました。

 

【レヴォーグの10年間のメンテナンス費用】

部品名

交換時期

費用

10年間までの交換回数

10年間費用合計

エンジンオイル

5000q

5,000円

20回

100,000円

タイヤ4本215/50/17

40000q

58,000円

2回

116,000円

バッテリーQ85

30,000q

17,000円

3回

51,000円

ブレーキパッド

40000q

19,000円

2回

38,000円

オイルエレメント

10000q

3,000円

10回

30,000円

ブレーキオイル

20000q

4,500円

5回

22,500円

ファンベルト

50,000q

17,800円

1回

17,800円

エアコンフィルター

20,000q

3,500円

5回

17,500円

エアーエレメント

20,000q

3,000円

5回

15,000円

ワイパー

20000q

2,000円

5回

10,000円

ウォッシャー液

50000q

800円

2回

1,600円

10年間での消耗品合計

419,400円

 

10年間での消耗品合計は419,400円になるので年間では419,400円÷10年間=41,940円

 

メンテナンス費用は年間で41,940円かかることになります。

 

メンテナンス費用を年間で確認すると、かなりかかるように思いますが、ここに出ている費用は基本的な部分ばかりです。

 

この他にも何か不具合などが発生した時には、さらに費用がかかる可能性がありますので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。

 

レヴォーグ年間の維持費まとめ

ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、

【レヴォーグの年間維持費】

燃料費

125,000円

任意保険

64,200円

自賠責保険

14,010円

駐車場

102,000円

車検

20,000円

重量税

10,250円

自動車税

39,500円

メンテナンス

41,940円

維持費合計

416,900円

 

レヴォーグの年間にかかる維持費合計は416,900円!

 

この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?

 

比較をするのはライバル車の「アテンザワゴン」で比較したいと思います!

 

アテンザワゴンの実質燃費は11,3q/L

 

年間の燃料費は115,044円になります。

 

ではこの維持費部分をレヴォーグとアテンザワゴンで比較して見ましょう。

【レヴォーグとアテンザワゴンの年間維持費】

 

レヴォーグ

アテンザワゴン

燃料費

125,000円

115,044円

任意保険

64,200円

66,900円

自賠責保険

14,010円

14,010円

駐車場

102,000円

102,000円

車検

20,000円

20,000円

重量税

10,250円

7,680円

自動車税

39,500円

39,500円

メンテナンス

41,940円

41,620円

維持費合計

416,900円

406,754円

 

年間で10,146の差が出ます!

 

維持費はほとんどの部分で大差ないのですが唯一燃費の部分でレヴォーグの方が費用がかかり差が出ていますね。

 

レヴォーグは全輪駆動なのでその分燃費が悪いのは仕方がない所ですかね

 

では購入時での差額はどのくらいあるのかも確認してみましょう。

 

  • レヴォーグ(1,6GT)   2,829,600円
  • アテンザワゴン(20S)  2,797,200円

 

販売価格差は32,400円レヴォーグの方が高くなりますが、このぐらい価格であればほとんど変わらない金額です。

 

年間維持費が若干レヴォーグの方がかかりますが全輪駆動の差があるので、あとは試乗して乗り心地で比べて見るしかありませんね!

 

レヴォーグにしろアテンザワゴンにしろ、購入するなら1円でも安く買う方が良いですよね?

 

レヴォーグの販売価格を最大限の値引きをさせる事が出来れば、新車での購入時にオプションパーツの選択肢が増えてきます!

 

その浮いた分の費用で、安全装備を充実させたり自分の好みの車に仕上げていく事も出来ちゃいます。

 

レヴォーグを購入するなら商談ポイントが決め手!

 

クルマの購入をするなら、何も戦略なしで商談すると大損をしてしまいます!

 

クルマは大きな買物なので値引きの幅も大きな金額になります。

 

そこを何も知らないで営業マンと商談すると、かなりの損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。

 

誰でも簡単に出来る方法です。

 

長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります!

 

買う」と「売る2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。

 

誰でも出来る「高値売却」のポイント

車の売却時には「ある事」を徹底するだけで高値を引き寄せる
古い車を乗り続けるか迷った時には確認する3つのポイント

「最安値」を狙う簡単なコツ

新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車乗り換え時期を見極めるには比較がポイントになる!

どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。

 

高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか