ソリオハイブリッドの実燃費と維持費が年間でいくらになるか計算して比較

スズキのコンパクトハイトワゴンで人気の「ソリオハイブリッド」！

 

マイルドハイブリッドとハイブリッドが存在していますが、今回はハイブリッドの方を詳しく解説します。

 

ソリオハイブリッドはコンパクトでありながらも室内の広さを確保して低燃費で使いやすいクルマになっています。

 

さらにスズキ独自に開発されたハイブリッドシステムで燃費も向上されて安全装置にもスズキ独自のブレーキサポートシステムのSafetySupportを搭載して、衝突回避や被害の軽減を支援してくれる。

 

コンパクトでありながらも、安全で低燃費、そして使いやい大きさを確保しているので街乗りには最適なクルマです。

 

私が整備士時代にも何台もソリオを見てきましたが、最初のソリオはワゴンRのワイド版で活躍していたので、当時はそれほど特徴があるクルマではなかったですね(笑)

 

しかし今ではこういったコンパクトトールワゴンの種類が増えてきてトヨタのルーミーやタンク、ジャスティなどなどがあり、人気が出ているボディサイズです。

 

そんな使いやすい特徴があるソリオハイブリッドですが、実際に維持していくと維持費はどのくらいかかってくるもか？

 

本当に燃費は良いのか？

 

この辺は購入を検討されている方であれば知っておきたい所ですよね。

 

クルマは販売価格よりも維持費トータルの方が、金額的に大きな費用を出費する事になります。

 

つまり販売価格と維持費をしっかりと知る事で賢いクルマ選びが出来るようになります。

 

さらに維持費を詳しく知る事で得られるメリットは他にもあります。

 

• 販売営業マンとの維持費を含めた交渉
• 家族（特に奥様）にランニングコストを提案して説得する材料
• 他のクルマと迷った時の比較材料として活用

 

こういった事にも活用できますので、知っていれば役に立つ事が増えるので今後のクルマ選びでも是非活用して下さい。

 

記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。

ソリオハイブリッドにかかる維持費

クルマを所有するには必ずかかる費用があります。

 

どのような費用があるか確認してみましょう。

 

【ソリオハイブリッドにかかる維持費】

 

ソリオハイブリッドにかかる維持費はこのような費用があります。

 

これらの費用は年間の使用する状況や使用していく地域などにもよって金額差が出てきます。

 

こういった部分を比較しやすいように全国的な平均で使用条件を決めて年間にかかる維持費を出していきます。

 

【条件】

 

この条件のなかでも使用年数の10年はメンテナンス部分のリアルな維持費を出す為に必要な条件となります。

 

クルマの維持費の中でも大きな費用になってくるので、この部分を実際に近い年数で計算していきたいと思います。

 

車を使用する期間の平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。

 

この条件で年間維持費を確認してみましょう。

 

ソリオハイブリッドの実燃費

ソリオハイブリッドはの燃費はメーカーで32.0�q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は20.15�q/L前後になります。

 

この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。

 

年間走行距離数が10,000�qなので10,000�q÷20,15�q/L×130円＝64,516円

 

年間でかかる燃料費は64,516円になります。

 

ソリオハイブリッドの任意保険

任意保険は車を使用して万が一事故などが発生した場合に自分と相手の車両修理などを補償をしてくれる保険です。

 

加入自体は自分の判断になりますが、多くの人が保険に加入しています。

 

今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算していきます。

 

任意保険の料金は補償内容、年齢、等級、加入する保険会社などによって料金は変わってきますが、ここでは平均的な保険料ので見ていきます。

 

ソリオハイブリッドの車両料率クラスは
対人：4/対物：3/搭乗者：4/車両：4になります。

 

今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が64,200円になります。

 

年間でかかる任意保険代は64,200円になります。

 

ソリオハイブリッドの自賠責保険

自賠責保険はクルマを使用するには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。

 

車を購入する時や車検を受ける時には加入が必要になってきます。

 

新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円

 

その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので

 

25,830円×4＝103,320円

 

36,780円＋103,320円÷10年間＝14,010円

 

年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。

 

駐車場代

車を維持していくには保管する場所も必要になってきます。

 

駐車場は使用していく地域での価格差が大きく特に都内では地方の何倍もの金額差が付いています。

 

今回は全国の平均的な金額で計算していきます。

 

全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での価格差が、大きい事が分かりました。

 

• 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円　
• 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円

 

全国で最も高いのは東京です！
長野の8倍にもなるんです・・・(；´Д｀)

 

このように駐車場を利用する地域によって金額の差がかなり大きくなりますが、今回は全国平均で計算してみます。

 

全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円

 

8,500円×12ヶ月＝102,000円

 

年間でかかる駐車場代は102,000円になります。

 

車検費用

車検はほとんどの人が整備工場に依頼して受けてますので整備工場の平均的にかかってくる車検費用を出していきます。

 

車検費用は重量税と自賠責保険は抜いた整備費用のみです。

 

基本工賃＋追加整備で40,000円ぐらいが平均なので

 

新車から3年で一回目の車検で40,000円

 

残り7年間で4回車検があるので40,000円×4＝160,000円

 

40,000円＋160,000円÷10年間＝20,000円

 

年間にかかる車検費用は20,000円になります。

 

ソリオハイブリッドの重量税

重量税とはクルマの車両重量の大きさや年式によって税金の金額が変わってきます。

 

ソリオハイブリッドは重量税が購入時と初回車検が免税になりますよ♪

	重量税
新車購入時	0円
初回車検時	0円
2回目以降車検時	10,000円

 

新車購入時と初回車検には通常15,000円かかる重量税を0円の免税となります。

 

2回目車検からの重量税が10,000円かかってくるようになります。

 

購入時と初回車検の5年間は0円で残り5年間で3回車検を受けるので10,000円×3＝30,000円

 

30,000円÷10年間＝3,000円

 

年間にかかる重量税は3,000円になります。

 

ソリオハイブリッドの自動車税

自動車税とは車のエンジンの排気量や年式によって金額が変わってきます。

 

ソリオハイブリッドはエコカー減税の対象になります。

	自動車税
初年度	34,500円
2年目	9,000円
3年目以降	34,500円

 

新車から10年で計算します。
34,500円×9＋9,000円÷10年間＝31,950円

 

年間にかかる自動車税は31,950円になります。

 

ソリオハイブリッドのメンテナンス費用

ソリオハイブリッドを所有した場合の実際にかかってくる消耗品などを出して費用がどのくらいかかるのか見てみましょう。

 

 

10年間での消耗品合計は306,100円になるので年間では306,100円÷10年間＝30,610円

 

メンテナンス費用は年間で30,610円かかることになります。

 

メンテンス費用を年間で出して見るとかなりかかるように感じますがここに出している消耗品はどれも基本的な物ばかりです。

 

何か不具合などが発生した場合ではこれ以上の費用がかかる事になるので、あくまでも最低限の費用として考えた方が良いでしょう。

 

ソリオハイブリッド年間の維持費まとめ

ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、

 

ソリオハイブリッドの年間にかかる維持費合計は330,286円！

 

この維持費が他の車と比べるとどうなるのか？

 

比較をするのはライバル車のトヨタの「ルーミー」で比べて見たいと思います！

 

ルーミーの実質燃費は13,4�q/L

 

年間の燃料費は97,015円になります。

 

ではこの維持費部分をソリオハイブリッドとルーミーで比較して見ましょう。

 

年間で36,279円ほどの差がでます！

 

さすがにハイブリッドの効果が高く燃料費がソリオハイブリッドの方が大きく抑える事ができていますね。

 

ではここからソリオハイブリッドとルーミーを購入したらどのくらいで金額差が埋まるか計算してみます。

 

どちらも一番上のグレードで比較をしてみます。

 

• ソリオハイブリッド（SZ）　　　　2,062,800円
• ルーミー（G-T）　　　　　　　　1,965,600円

 

販売価格差は97,200円ほどルーミーの方が安くなります。

 

ではここから先ほどの年間維持費で割ってみると

 

97,200円÷36,279円＝2,67

 

約3年間ソリオハイブリッドを乗り続ければ販売価格差を埋める事が出来ます！

 

ソリオハイブリッドの方が十分に節約効果はあるのは間違いありませんね！

 

他のグレードでは価格が違ってきますので以前の記事で比較しています。

 

クルマは何を求めるかで、選ぶ基準もかわってきますし、販売価格もかなり大きく変わってしまうので、迷う事も多いと思います。

 

ハイブリッドシステムがいいのか？

 

販売価格重視か？

 

デザイン重視か？

 

何か一つこれだけは譲れない条件を自分で決めてハッキリとさせた方が良いです。

 

そこから、「販売価格」と「維持費」の両方を合わせてクルマ選びをしていけばどのクルマが本当にお得なのかが分かるようになりますよ。

 

さらにクルマを購入するなら、販売価格よりも安く買う事も知っておいた方が良いです。

 

ソリオハイブリッドを購入するなら商談ポイントが決め手！

 

クルマの購入では、何も戦略をしないで商談すると大損をしてしまうんです！

 

クルマは大きな買物になるので値引きの幅も大きな金額になります。

 

そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。

 

誰でも簡単に出来る方法です。

 

長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります！

 

「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。

 

どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。

 

高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか