普通自動車の維持費でかかる年間の保険料の3つのポイント

普通自動車の年間維持費の中でもけっこうな負担がある「保険」

 

自分の加入している保険が平均的な相場と比較して高いのか?

 

安いのか?

 

はっきりと分からない方も多いのではないでしょうか。

 

確かに自動車保険にはいろいろな条件があるのでとてもわかりづらい部分もあります。

 

今回は分かりやす保険料を決める3つのポイントに絞ってどのくらい変わるのかを紹介していきます。

保険料に影響する3つのポイント

自動車保険は保険会社が同じでも、その加入している方の条件によっても金額が変わってきます。

 

主に保険料が変わってくるのは

 

  • 等級
  • 年齢
  • 車種

 

これらの違いにより保険料が変わってきますので確認してみましょう。

 

等級による保険料金の違い

保険の等級は無事故であればあるほど保険料が安くなり、保険更新の度に上がっていくようになります。

 

保険を初めて加入する時の等級は6等級から始まり、無事故が続けば1等級づつ上がっていきます。

 

一番上の20等級と6等級では40%以上の割引率が違うので保険料の違いに、かなり影響します。

 

事故をすると3等級ダウンして、3年間は「事故あり等級」になるので安全運転を繰り返していくのが保険料を安くする秘訣でもあります。

 

等級

無事故

事故あり(事故から3年間適用)

20等級

63%

44%

19等級

55%

42%

18等級

54%

40%

17等級

53%

38%

16等級

52%

36%

15等級

51%

33%

14等級

50%

31%

13等級

49%

29%

12等級

48%

27%

11等級

47%

25%

10等級

45%

23%

9等級

43%

22%

8等級

40%

21%

7等級

30%

20%

6等級

19%

19%

5等級

13%

13%

4等級

2%

2%

3等級

12%増

12%増

2等級

28%増

28%増

1等級

64%増

64%増

 

3等級以下になると割引どころか、保険料が割増しになります!

 

1等級にまでなると、保険に加入する事が出来なくなる恐れもあります。

 

年齢による保険料金の違い

保険は年齢によっても大きく料金が変わってきます。

 

これには年齢別によって事故をする割合が違うので保険料金も変わってくるんです。

 

年齢が若いほど保険料が高くなります。

 

車の運転経験も浅く若い人ほど事故を起こしやすい傾向があるので割高になります。

 

年齢

平均の年間保険料(車両保険あり)

20歳以下

175,000円

20代前半

150,000円

20代後半

115,000円

30代

75,000円

40代

75,000円

50代

75,000円

60代以上

100,000円

 

保険の内容などによっても料金の差がでますが、一番保険料が高くなるのは20代以下で保険料金が安くなるのは30代〜50代が安くなります。

 

60代以上になると保険料が逆に高くなります。

 

少子高齢化で高齢者が増えて、さらに高齢者の事故が増えてきているのも関係して60歳以上では保険料が高くなります。

 

車種による保険料金の違い

保険料金は車の車種によっても金額が変わってきます。

 

スポーツタイプの車とコンパクトカーでは、事故をするリスクが違う為、保険料が異なります。

 

このように、保険料金が車種別で決めている「車両料率クラス」というのがあります。

 

車両料率クラスは1〜9までに分けられており、1が最もリスクが小さいくて9が最もリスクが大きいという意味になります。

 

ではざっくりと、車種別で確認してみましょう。

 

料率クラス

保険料

保険料の例

該当車種

1

1.0倍

50,280円

カローラ・エスクード・ジムニー1300 など

2

1.2倍

60,340円

セレナ・CR-V・ヴィッツ など

3

1.4倍

70,400円

デミオ・イプサム・アコード など

4

1.6倍

80,450円

スイフト・ウィッシュ・エスティマ  など

5

1.9倍

95,540円

ヴァンガード・アクセラ・オデッセイ など

6

2.4倍

120,680円

クラウンマジェスタ・アリスト など

7

3.0倍

150,850円

シーマ・レガシィB4・など

8

3.6倍

181,020円

ランサーエボリューション・スープラ レクサスLFA など

9

4.0倍

201,140円

インプレッサ・RX-7・NSX・セルシオ など

 

上の表はあくまでも参考なので型式によっては車両料率クラスが変わってきます。

 

車両料率クラスが一番低いものでは50,280円、高いものでは201,140円と料金の差が4倍近くになるので同じ保険でも車種によってかなりの差が出てきます。

 

保険料金を平均より抑える方法

これまでにいろいろな条件により保険料金が変わってくる事が分かったと思います。

 

「等級」「年齢」「車種」によって大きく変わってくるので、自分がどの条件に近いかで大体の保険相場を知る事はできると思います。

 

特に年齢が若い方では等級も低い状態からのスタートになるので保険料金が高くなる傾向は高いです。

 

そこで一つ保険を抑える事ができる方法があります。

 

保険の等級は同居している家族間なら引き継ぐ事ができます。

 

例えば
父親の20等級を息子に引き継いで息子の保険料金を下げる事ができます。

 

父親は新たに6等級からのスタートになってしまいますが、年齢的にも保険料が最も抑えれる時期なのでトータルで見れば保険料金を安くすることが出来ます。

 

さらに条件が満たしていると「セカンドカー割引」という契約もできます。

 

これは新たに6等級スタートを7等級からスタートできるので、保険料金を抑える事になります。

 

1等級上でスタート出来るので使用しない手はありませんよね。

 

条件としては、

 

1台目の保険等級が11等級以上であれば適用できるので是非活用した方がお得ですよね!

 

このような方法を活用する事で保険料金も抑える事ができるので是非今後の参考にしてください。

 

さらにこれ以上安くしたい場合には、保険会社自体を変えるしかありません。

 

まずは自分が気になる車両をコチラの維持費全体の記事で平均保険料が車種別に見る事が出来ますので確認してもらい。

 

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無料で出来るものは使わないと損ですよ!

 

車のランニングコストは見直しをしてみると意外にも多く節約できる所が出てくるので気になった時はとことん調べて見るのが一番です。