次世代自動車!日産リーフのメリットとデメリットで見える電気自動車の進化

 

自動車の開発が進んで車も大きく変わろうとしています。

 

つい10数年くらい前にはハイブリッド車なんて珍しい車で私が整備士時代の頃に初めて目にした時は、エンジンルームを見て「お〜すげ〜〜」なんて思いながら、興味津々でハイブリッドシステムを見ていました。

 

今では、どのメーカーでも当たり前のようにハイブリッド車を販売して街で走っている姿を見るのも当たり前の光景です。

 

数年後には、電気自動車も当たり前のように市場に出回り当たり前のように多くの方が利用する時代が来るかもしれません。

 

しかしまだまだ電気自動車は知られていない部分がありそもそも、どんなメリットがあってどんなデメリットが存在しているのか。

 

本当にこれから電気自動車になっていくのか?

 

いろいろな疑問があると思います。

 

確実に言えるのは、今後は間違いなく電気自動車にシフトしていく事が考えられます。

 

その理由としては、海外ではすでに、ガソリン車の販売禁止などをする国も広がっており、フランス、イギリス、オランダ、ノルウェーなどの国が2040年までに販売を禁止するとの方針を出しています。

 

そして、特に大きなきっかけとなったのが「中国」の電気自動車へのシフトで、最も電気自動車が売れている国になっています。

 

こういった背景もあり、日本の各車メーカーも電気自動車へに力を入れています。

 

その日本で特にメインとなっているのが、電気自動車の「日産リーフ」です。

 

新型日産リーフにはどんな所があるの?

 

では現在の時点でどのようなメリットとデメリットが存在しているか私なりに取り上げてみました。

日産リーフのメリット

メリットその1:年間燃料費が安い

電気自動車とエンジン車を搭載している車で比較しても燃料費が安いプリウスを比較しても年間で20,000円前後も変わってきます。

 

さらに日産リーフには毎月定額プランもあり月2,000円で使いたい放題出来るので燃料費は格安!

メリットその2:補助金がもらえる

日産リーフでは国と各都道府県から補助金が貰えます。
国からは最大で40万円を受け取る事が可能になり、各都道府県からも3万〜10万前後がもらえる事になります。
つまり国と各都道府県の両方から補助金をもらえるという事になります。

メリットその3:税金が優遇される

ハイブリッド車の税金もかなり優遇されますが電気自動車はそれ以上に税金面でも安くできます。

 

重量税と自動車税が減税されるので、年間維持費を抑えてくれます。

日産リーフのデメリット

デメリットその1:航続距離が短い

電気自動車の今後の最大の課題になる部分です。
ガソリン車と比較しても圧倒的に航続距離が短いので使い方によっては不便に感じるかもしれません。

 

今の所、日産リーフの実際の航続距離は200q前後です。

デメリットその2:充電スポットが少ない

電気自動車の充電スポットは全国に28,500基ありますが、毎月定額プランの場合では、無料使用できる充電スポットが5,500基ほどの箇所しかありません。

 

それに対してガソリンスタンドは全国に31,467ヵ所あるので出先での充電スポットは気にしていないとなりません。

 

デメリットその3:充電時間が長い

充電する時間が長く急速充電では40分で80%満充電では8〜16時間かかります。

 

買い物ついでなら問題なさそうですが、もし先客がいたら充電できずに待つ事も考えられます。

 

これからさらに加速する電気自動車

 

電気自動車のメリットとデメリットを確認してみると燃料費と税金とメンテナンス費用が抑えられるし、補助金までもらう事が出来るという部分ではかなり大きなメリットがあり購入をそそられます。

 

しかし実際の走行となると航続距離と充電関係のデメリット部分がが多いので少し心配。

 

これからの充電スポットの増設とバッテリーの開発がより進んでいけば、さらに実用的になってくると思います。

 

電気自動車はエンジンを使用しないので、その分の部品を減らす事ができますし、エンジントラブルという問題もなくなり

 

普段のメンテナンスに関してもタイヤと補器バッテリーの管理ぐらいで済むので、整備工場で作業してもらう事はほとんどありあません。

 

電気がメインの自動車になれば、今の自動車メーカーだけではなくテスラみたいに別の会社が日本でも参戦してくるかもしれませんね。

 

今後もさらに電気自動車が増える時代になってくるのは間違いありませんので、さらに進化した車が誕生しそうです。