燃費対策グッズは嘘!?気づいた方はそろそろ本気でメンテナンスしてみませんか?
最近ガソリンの減りがはやい。家族でのお出かけは楽しいけどその分気になってくるのが燃費!
燃費対策グッズをいろいろ購入して試してはいるが効果があるのかどうか微妙・・・
もしかして効果がない・・・
なんて思っているあなた!
まさしくその通りです!
そもそもメーカーがしのぎを削って燃費対策を日々研究しているのに、ちょっとした部品を貼り付けたり取り付けただけで燃費が良くなるなら最初からしていると思いませんか?
そんな簡単で効果的なグッズがあるなら、どこかのメーカーみたいに無理矢理、燃費改ざんなんてしませんよね?
毎日毎日エンジニア達が研究して、それでも燃費を上げる事が難しいのでカタログ燃費の数字を改ざんしてまでどうにかしたい!だからこういった結果になっていると思います。
そこに一般的に販売されているグッズを取り付けるだけで、燃費がアップ!!・・・・そんな甘い話信じられないですよね。
では燃費はどうする事も出来ないのか?と言うと改善は出来ます!
新車の燃費をアップするのはエンジニアでも難しいので素人ではほぼ無理ですが、中古車の燃費を改善するのは出来ます!
燃費対策グッズでも「アーシング」なんていうのは効果が出たなんて方も多いと思いますが、あれは今よりも古い車や、古くなった車などに効果が出やすいです。
つまり劣化している部品を交換してあげたり、メンテナンスしてあげる事で燃費は改善されるのです。
例えば、新車の燃費性能がレベルが「100」だとします。
そこから1年2年と乗り続けているうちに、どんどん低下していきます、100⇒90⇒80・・・・という感じに数値で表すと新車よりも上に行く事はなく年々低下するのは避けられません。
この低下した数値を「持ち上げたり」低下するスピードを「遅らせたり」出来るのがメンテナンスの役割です。
メンテナンスを行えば100⇒90⇒80⇒70⇒90!・・・といった感じに性能が低下しても新車に近いレベルに引き上げる事が可能です。
さらにこのメンテナンスはポイントを抑えれば簡単に行う事が可能です。
効果が感じられない燃費対策グッズをいろいろ試しているよりも、根本的な部分をメンテナンスした方がはるかに簡単で効果的という事です。
そんな根本的なメンテナンスを簡単に行う方法を今回は紹介していきたと思います。
燃費を良くするエンジンの3大要素
燃費を根本的に改善するにはエンジンを効率的に動かしてあげる事が必要です。
エンジンには3つの要素があります。
進化した最新のエンジンも、昔からある古いエンジンもこの3つの要素は昔から変わりません。
- いい空燃比
- いい点火
- いい圧縮
この3つは燃費だけではなくエンジンが動く為にも必要になるものです。
どれか一つでも極端に欠けてしまうとエンジンは始動する事ができなくなり止まってしまいます。
重要な役割がある3つですが、これらに関わるメンテナンスは整備工場に依頼しなくても自分で簡単に出来るんです!
燃費も良くなって、メンテナンス代も減らす事ができるので効果はかなり期待できますよ。
ではそれぞれの簡単な役割とメンテナンス方法を紹介していきます。
いい空燃比
空燃比とは燃料と空気が混ざりあって出来たものでどちらかにかたよってもいけません。
燃料が多かったり、空気の方が多かったりするとエンジンは調子良く動いてはくれません。
エンジンのコンピューターはこれらを各センサーで計測して空気や燃料を調整しています。
ここ部分を自分で出来るメンテナンス方法として空気を手助けしてあげる事ができます。
エンジンの空気を吸い込む「エアフィルター」の交換です。
この部分は自分でも簡単に出来るメンテナンスで工具も一切使用しないで出来るので非常に簡単です。
吸引力の低下はエンジン出力低下を招く
エアフィルターの交換方法を知ると燃費向上する事が出来る!
ここが古くなって汚れたりホコリやごみなどが付着していると空気の吸い込みも悪くなりますし、汚れた空気をエンジンに送ることになりますので、いい燃焼は出来ません。
人間と一緒で綺麗な空気を吸い込んだ方がエンジンも調子が良いですよ!
いい点火
エンジンの燃焼には欠かせない「点火」!
そんな点火の役割をしているのがスパークプラグになります。
簡単に例えるとライターみたいな物で燃焼をするにはなくてはならない部品になります。
最近では長寿命の部品になってきており、そのほとんどが10万qに1回の交換になっていますが長寿命とはいえ過酷な環境の中で頑張っている部品なんです。
エンジンの回転数は通常の走行では大体2000回転前後で走行していると思いますが、この2000回転というのは1分間に2000回転しているという事になります。
1分間に2000回転となると、1秒間に33回転!
スパークプラグは2回転に1回の点火なので
1秒間に16回ぐらい点火します。
こんなにライターを高速点火する方はいないと思いますが、かなりの高速で作動している事が分かると思います。
普通の走行でこのぐらい点火しているので高速道路では2倍3倍にもなる点火を繰り返します。
そんな過酷な環境の中で使用しているので寿命が来る前に少しづつ劣化はしています。
スパークプラグが異常燃焼していませんか?
スパークプラグ交換で効果がある車の燃費アップ
故障を引き起こす前に対処していけば出先でのトラブル防止にもなりますし燃費も改善されるので得られる効果は大きいです!
いい圧縮
エンジン内部では「ピストン」と「シリンダー」と言われる部分で上下運動を繰り返し圧縮して燃焼をさせています。
ピストンとシリンダーはどちらも金属同士ですがお互いが削れないように隙間が存在しています。
その隙間を埋めてあげるのが「エンジンオイル」になります。
エンジンオイルは圧縮するには、なくてはならない存在でその他にもたくさんの役割をもっています。
しかしエンジン内部の過酷な環境で長い期間はその効果を維持する事は出来なくなり定期的な交換が必要になってきます。
一般的に5,000前後での交換が必要になりその都度のメンテナンス費用も重なるので負担がかかります。
そんな所を自分でも簡単に出来る方法があるんですよ!
エンジンオイル交換で外すのはたったの1箇所のみ!
エンジンオイル交換のやり方を知れば燃費向上にも繋がる!
- 車の下にもぐらない
- 車を持ち上げない
特に最近のクルマでは車高が確保されて、作業をしやすいので意外に簡単に出来るんですよ!
車の燃費を良くするアイテム
燃費解消メンテナンスを3つお伝えしましたがどれも比較的、簡単に出来る方法です。
車は正直なので、ちゃんと定期的にメンテナンスしてあげればちゃんと応えてくれて長持ちしてくれます。
私が整備士を何十年と続けてきたのも、特に車が好きという訳ではなく、車の整備や修理をするのが好きで続けてきました。
車の不具合には何か原因があり、その原因を整備や修理をすれば100%車は応えてくれます。
古いクルマも、最新のクルマも変わらず正直に応えてくれますよ!
もし自分に出来そうにない・・・
そんな時には燃費解消するアイテムで狙ってみましょう。
簡単に効果が期待できるのは「エンジンオイル」です!
エンジンオイルは自分で交換が出来なくても整備工場に持ち込んで交換できます。
種類によっては燃費を向上させてくれるものがあり、さらに長持ちする脅威のエンジンオイルもあります。
そのオイルの交換時期は「60,000q」もしくは「3年間」
通常の走行距離数の12倍も長持ちします!
さらに燃費もUPするので、交換回数と燃費の両方を節約できる頼もしいアイテムです。
エンジンの「性能」「燃費」パフォーマンスを引き上げる事が出来るエンジンオイル!あなたはコスト派?それとも性能派?
エンジンオイルを比較するとあなたにピッタリのメーカーが見つかる!
年間の走行距離数で比較している記事なので実際の使用でのイメージがしやすいし、どれを選んでいいのかが分かるようになります。
一番良いエンジンオイルとは高いエンジンオイルではなく自分の環境にあったエンジンオイルを選ぶことです。
車の使用状況にあわせて選んでいかないと返って損をしてしまうので、しっかりと選んでいく事が大切ですよ!
今回はエンジンに関する部分を紹介しましたが車ではもう一つ抑えておきたいポイントがあります。
スムーズに走る為に必要な「タイヤ」です!