カローラフィールダーハイブリッドの実燃費と年間維持費を比較計算

トヨタを代表するステーションワゴンの「カローラフィールダー」が2017年10月12日にマイナーチェンジされ、内外装デザイン変更や「予防安全装備」「運転支援システム」を充実させてハイブリッド車の燃費も向上されました。

 

使い勝手が良いラゲッジルームは大容量になって荷物はもちろんだけどフルフラットにして広い室内空間を確保できるのでアウトドアやレジャーなどにも幅広く利用する事が可能な車です。

 

そんな特徴があるカローラフィールダーハイブリッドですが、実際に購入すると燃費と年間維持費はどれくらいの費用がかかってくるのか？

 

ハイブリッドならもちろん気になるのが燃費ですよね？

 

車は購入してからも維持費がかかるので、しっかり確認しておかないと思わぬ出費に悩まされる事になりかねません。

 

特に燃費は車の維持費でも大きなウェイトを占めていますし、さらにこういったランニングコストを考える事でより具体的な購入シミュレーションが出来るようになります。

 

もしこれから、販売店のディーラ営業マンやご家族の方に交渉する機会がある場合では

 

車の維持費にやたら詳しい人！

 

といった印象を与える事が出来るので販売営業マンには「やたら細かい人だ！」といった存在になり簡単に「カモ」られる心配はなくなります！

 

ご家族の方には「そんなに調べたの！？」

 

何てことになるので、カローラフィールダーハイブリッドの維持費マニアみたいな存在になるので、より交渉力が増す事は間違いなく、購入時の商談に活用できるはずです。

 

しかし、これから紹介する維持費内容を周囲の人にそのままダイレクトに伝えてしまうと、あまりにも、細かい数字で「何言ってんのこの人・・・」となり若干引かれるかもしれませんので自分なりにかみ砕いて活用してください（笑）

 

今回はカローラフィールダーハイブリッドの年間維持費を徹底的に調べたので周りの方よりも一歩先をいく知識を身に着けてみましょう！

 

記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。

カローラフィールダーハイブリッドにかかる年間維持費

車を所有すると必ずかかる費用がありますが、どのような費用が発生するのか確認していきましょう。

 

【カローラフィールダーハイブリッドにかかる維持費】

 

カローラフィールダーハイブリッドにかかる維持費にはこのような費用があります。

 

この費用は使用していく地域や用途などで料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。

 

【条件】

 

この条件の中でも特に重要になるのが「使用年数」になります。

 

使用する年数により、年間維持費の金額が大きく変わり特に条件で左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。

 

年間費用を正確に出すには、実際の使用年数に近いものにしないといけません。

 

よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算します。

 

車を使用する期間の平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。

 

この条件で維持費を計算して確認してみましょう。

 

カローラフィールダーハイブリッドの実燃費

カローラフィールダーハイブリッドの燃費はメーカーで34,4�q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は21,2�q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。

 

年間走行距離数が10,000�qなので10,000�q÷21,2�q/L×130円＝61,321円

 

年間でかかる燃料費は61,321円になります。

 

カローラフィールダーハイブリッドの任意保険

任意保険とは万が一事故などが発生した場合に、相手の車両や自分の車両の修理費用などを一部または全額補償してくれる保険で、保険の加入自体は自己判断になります。

 

車を購入した多くの人が任意保険に加入してますので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算します。

 

任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件により保険の料金は変わりますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。

 

カローラフィールダーハイブリッドの車両料率クラスは
対人：5/対物：5/搭乗者：4/車両：3になります。

 

今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が78,700円になります。

 

年間でかかる任意保険代は78,700円になります。

 

カローラフィールダーハイブリッドの自賠責保険

自賠責保険とは車を使用していくには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。

 

車を購入した時や車検を受ける時には加入が必要になリます。

 

新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円

 

その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので

 

25,830円×4＝103,320円

 

36,780円＋103,320円÷10年間＝14,010円

 

年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。

 

駐車場代

車を維持していくには保管をする場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。

 

駐車場代は使用する地域により料金の差が大きくなり特に都内と地方では倍以上の価格差があります。

 

今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。

 

全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での差が、かなり大きい事が分かりました。

 

• 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円　
• 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円

 

東京の料金は物凄く高いです！
長野の8倍に・・・(；´Д｀)

 

このように駐車場を利用する地域により、大きな違いが出てきますが、今回は全国平均で計算します。

 

全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円

 

8,500円×12ヶ月＝102,000円

 

年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。

 

車検費用

車検は多くの人が整備工場に依頼して受けているので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。

 

車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。

 

基本工賃＋追加整備で40,000円ぐらいが平均なので

 

新車から3年で一回目の車検で40,000円

 

残り7年間で4回車検があるので40,000円×4＝160,000円

 

40,000円＋160,000円÷10年間＝20,000円

 

年間にかかる車検費用は20,000円になります。

 

カローラフィールダーハイブリッドの重量税

重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。

 

カローラフィールダーハイブリッドは減税対象車になるので新車購入時と初回車検時には免税になりますよ(^^♪

 

	重量税
新車購入時	0円
初回車検時	0円
2回目以降車検時	15,000円

 

新車購入時と初回車検の重量税は0円（5年間）

 

2回目車検（6年目）以降、からは15,000円の重量税が発生します。

 

10年間で車検をする回数は5回

 

そのうち5年間は重量税が0円で残り5年間で3回の車検を受ける事になりますので、

 

15,000円×3÷10年間＝4,500円

 

年間にかかる重量税は4,500円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。

カローラフィールダーハイブリッドの自動車税

自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。

 

カローラフィールダーハイブリッドはエコカー減税対象車なので翌年度が減税になります。

	自動車税
初年度	34,500円
2年目	9,000円
3年目以降	34,500円

 

新車から10年間で翌年度だけ9,000円になりますので、

 

34,500円×9年+9,000円÷10年間=31,950円

 

年間にかかる自動車税は31,950円になります。

 

カローラフィールダーハイブリッドのメンテナンス費用

カローラフィールダーハイブリッドを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。

 

最低限必要になる費用を出して見ました。

 

 

10年間での消耗品合計は297,400円になるので年間では297,400円÷10年間＝29,740円

 

メンテナンス費用は年間で29,740円かかることになります。

 

年間のメンテナンス費用をこうしてみると、かなりかかるように思いますが、ここに出しているのは基本的な部分ばかりです。

 

もし何か不具合が起きた場合では、この他にも費用がかかる事は十分に考えられますので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。

 

カローラフィールダーハイブリッドの年間の維持費まとめ

ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、

 

カローラフィールダーハイブリッドの年間にかかる維持費合計は342,221円！

 

この維持費が他の車と比べるとどうなるのか？

 

比較をするのはライバル車の「フィットシャトルハイブリッド」で比較したいと思います！

 

フィットシャトルハイブリッドの実質燃費は16,8�q/L

 

年間の燃料費は77,381円になります。

 

ではこの維持費部分をカローラフィールダーハイブリッドとフィットシャトルハイブリッドで比較して見ましょう。

 

年間で2,380円の差が出ます！

 

ほとんど年間維持費は変わりがありませんね。

 

では維持費の差額がないのであれば販売価格をどのくらいの差があるのかも比較してみましょう。

 

• カローラフィールダーハイブリッド（G）　　　2,536,920円
• フィットシャトルハイブリッド　　　　　　　　2,046,858円

 

販売価格差は　490,062円フィットシャトルハイブリッドの方が安くなります。

 

ハイブリッドで200万前半の販売価格はとても安い金額ですがフィットシャトルハイブリッドは2015年に新車販売は終了しているので中古車での購入になります。

 

程度の良いフィットシャトルハイブリッドが存在していればお買い得になるのは間違いありませんね。

 

もしくはカローラフィールダーハイブリッドの販売価格を最大限の値引きをさせる事が出来れば、新車での購入の選択肢が出てきます！

 

新車にしろ中古車にしろ、車を購入するなら1円でも安く買う方が良いですよね？

 

その浮いた分の費用で、安全装備を充実させる事も出来たりするので金額の大きい車では値引きの幅も大きくさせる事が期待できるんです！

 

カローラフィールダーハイブリッドを購入するなら商談ポイントが決め手！

 

クルマの購入をするなら、何も戦略なしで商談すると大損してしまいます！

 

クルマは大きな買物になるので値引きの幅も大きな金額になるんです。

 

そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。

 

誰でも簡単に出来る方法です。

 

長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります！

 

「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。

 

どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。

 

高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか