クラウンハイブリッドの実燃費と年間維持費を計算していくらになるか比較
トヨタでも長い歴史がある高級車「クラウン」!
現行モデルで14代目になりますが2018年6月ぐらいに新型クラウン15代目がそろそろが発売される予定になっています。
新型クラウンはスポーティなデザインになっていますが発売前から人気があるスタイルになっています。
しかし今だからこそ現行モデルのバーゲンセール状態価格で購入できるというメリットもあるので以前から購入を検討されている方は大チャンスになります!
クラウンの乗り心地は、他のクルマにはない快適で長距離でも疲れないくつろぎの空間にもなっているので、まさに高級車といえるクルマです。
長年整備士をしてきましたが、クラウンを整備する機会も多くあり作業をして感じたのが、手抜き感がないクルマですね!
エンジンルーム、タイヤハウス、など普段は目に付かない所も安い作りはしていないので流石はクラウンといった所が感じられました。
一時期ショックアブソーバーのリーコールも出ましたが、10万キロまで補償という内容でしっかりとユーザー対応してくれる所も好印象をもてます。
クルマの作り、購入後のサポートは高級車の名に恥じないクルマと言えます。
ではでは、そんなクラウンを実際に購入して維持をしていくと年間でどのくらいのコストがかかってくるのか?
クルマは販売価格に目をとられてしまいますが、実際には維持費の方も販売価格と同じぐらいの金額になるので、
クルマの購入では、「販売価格」と「維持費」を含めたクルマ選びが重要になります。
さらに維持費を詳しく知る事で得られるメリットもあります。
- 販売営業マンと購入後も含めた商談が出来る!
- 家族(強敵な奥様)の説得材料として活用できる!
- クルマとの比較材料として役に立つ!
などなどの使い方も出来るので知っていて損はしないです!
クルマは購入してからも長い付き合いになるので、後悔しない為にも少しでも知る事が重要になってきます。
実際のクラウンハイブリッドの維持費を知る事で、購入時の販売価格だけではなく現実的な年間維持費が分かるので資金計画もたてやすくなり、より現実味がある購入価格シミュレーションができると思います。
今後の車購入時の判断材料として役に立ちますので是非参考にしてください。
記事の最後にも車購入では欠かせない「とっておきの方法」を紹介していますのでお見逃しなく。
クラウンハイブリッドにかかる年間維持費
車を所有するには必ずかかる費用がありますが、どんな費用が発生するのか確認していきましょう。
【クラウンハイブリッドにかかる維持費】
- 燃料費
- 任意保険
- 自賠責保険
- 駐車場
- 車検
- 重量税
- 自動車税
- メンテナンス
クラウンハイブリッドにかかる維持費にはこのような費用があります。
この費用は使用する地域や使用用途などで料金に差がでますが、この辺を全国的な平均で、条件を決めて費用を計算します。
【条件】
- 走行距離数は年間平均的な10,000q
- 駐車場代は全国平均の8,500円
- ガソリンの単価はリッター130円
- 新車から購入して10年間
この条件の中でも特に重要になるのが「使用年数」になります。
使用していく年数などにより、年間費用の金額が大きく変わることになり使用条件で左右されやすいのが「メンテナンス費用」になります。
年間費用を正確に出すには、実際の使用年数に近いものにしないといけません。
よりリアルな数字を出す為に、実際の平均使用年数で計算します。
クルマを使用する期間の平均は8年〜10年なので10年間保有した場合でシミュレーションしていきます。
この条件で維持費を計算して確認してみましょう。
クラウンハイブリッドの実燃費
クラウンハイブリッドの燃費はメーカーで23,2q/Lとされていますが、実際に使用しての平均的な実燃費は15,8q/L前後になります。
※この数字は人気燃費サイト2つを参考にして平均を出して計算した数字です。
年間走行距離数が10,000qなので10,000q÷15,8q/L×130円=82,278円
年間でかかる燃料費は82,278円になります。
クラウンハイブリッドの任意保険
任意保険とは万が一事故などが発生した場合に、相手の車両と自分の車両の修理費用などを一部もしくは全額補償してくれる保険で、加入自体は自己判断になります。
車を購入した多くの人が任意保険に加入してるので今回は任意保険を加入して車両保険も付けた費用で計算していきます。
任意保険は補償内容や、年齢、等級、保険会社の種類などの条件によっても保険の料金は変わりますが、ここでは平均的に発生する保険料の費用で見ていきます。
クラウンハイブリッドの車両料率クラスは
対人:5/対物:5/搭乗者:3/車両:6になります。
今回は任意保険の車両保険付きですと平均的な保険料金が87,600円になります。
年間でかかる任意保険代は87,600円になります。
クラウンハイブリッドの自賠責保険
自賠責保険はクルマを使用するには必ず加入が必要になる保険で強制保険とも呼ばれています。
車を購入した時や車検を受ける時には加入が必要になリます。
新車から3年間加入で37ヶ月加入の36,780円
その後は24ヶ月加入になり25,830円を残り7年間で4回加入しますので
25,830円×4=103,320円
36,780円+103,320円÷10年間=14,010円
年間でかかる自賠責保険は14,010円になります。
駐車場代
クルマを購入すれば保管場所も必要になりますので駐車場の費用がかかります。
駐車場代は使用する地域により金額の差が大きくあり特に都内と地方では倍以上の価格差があります。
今回は全国の平均で年間維持費の一部として計算していきます。
全国の月々駐車料金を調べてた所、高い地域と安い地域での差が、かなり大きい事が分かりました。
- 駐車料金が一番高い地域は「東京」で、平均は月々31,500円
- 駐車料金が一番安い地域が「長野」で、平均で月々4,000円
全国で一番高いのは東京!
長野の8倍です・・・(;´Д`)
このように駐車場を利用する地域により、大きな違いが出てきますが、今回は全国平均で計算します。
全国平均が、月々平均はおおよそ8,500円
8,500円×12ヶ月=102,000円
年間で必要になる駐車場代は102,000円になります。
車検費用
車検はほとんどの人が整備工場に依頼して通していますので整備工場の平均的に車検費用を出していきます。
車検費用は重量税と自賠責保険は省いた整備費用のみです。
基本工賃+追加整備で40,000円ぐらいが平均なので
新車から3年で一回目の車検で40,000円
残り7年間で4回車検があるので40,000円×4=160,000円
40,000円+160,000円÷10年間=20,000円
年間にかかる車検費用は20,000円になります。
クラウンハイブリッドの重量税
重量税は車両重量の大きさで税金の料金が変わります。
クラウンハイブリッドはエコカー減税対象車なので購入時と初回車検時の税金が免税になります♪
重量税 |
|
新車購入時 | 0円 |
初回車検時 | 0円 |
2回目以降車検時 | 20,000円 |
新車購入時と初回車検の重量税は0円(5年間)
2回目車検(6年目)以降、からは20,000円の重量税が発生します。
10年間で車検をする回数は5回
そのうちの5年間は0円で、残りの5年間で3回の車検を受けるので
20,000円×3÷10年間=6,000円
年間にかかる重量税は6,000円になります。
※日本自動車整備振興会の検索ツールで計算しています。
クラウンハイブリッドの自動車税
自動車税は車のエンジンの排気量や年式により金額が変わります。
クラウンハイブリッドはエコカー減税対象車なので翌年度が減税になります。
自動車税 |
|
初年度 | 45,000円 |
2年目 | 11,500円 |
3年目以降 | 45,000円 |
新車から10年で計算します。
45,000円×9+11,500円÷10年間=41,650円
年間にかかる自動車税は41,650円になります。
クラウンハイブリッドのメンテナンス費用
クラウンハイブリッドを維持するには定期的なメンテナンスも欠かせません。
最低限必要になる費用を出して見ました。
【クラウンハイブリッドの10年間のメンテナンス費用】
部品名 | 交換時期 |
費用 |
10年間までの交換回数 |
10年間費用合計 |
エンジンオイル | 5000q |
5,000円 |
20回 |
100,000円 |
フロントタイヤ4本215/60R16 | 40000q |
39,200 |
2回 |
78,400円 |
バッテリー55D23L | 30,000q |
9,000円 |
3回 |
27,000円 |
オイルエレメント | 10000q |
3,000円 |
10回 |
30,000円 |
ブレーキオイル | 20000q |
4,500円 |
5回 |
22,500円 |
エアコンフィルター | 20,000q |
3,500円 |
5回 |
17,500円 |
エアーエレメント | 20,000q |
3,000円 |
5回 |
15,000円 |
ワイパー | 20000q |
2,000円 |
5回 |
10,000円 |
ウォッシャー液 | 50000q |
800円 |
2回 |
1,600円 |
10年間での消耗品合計 | 302,000円 |
10年間での消耗品合計は302,000円になるので年間では302,000円÷10年間=30,200円
メンテナンス費用は年間で30,200円かかることになります。
年間でメンテナンス費用を出して見るとかなりかかるよに感じますがここに出している消耗品はどれも基本的な部分だけです。
何か不具合などが発生した場合などは、これ以上の費用がかかってくるので、あくまでも最低限の費用として認識してもらった方が良いでしょう。
クラウンハイブリッド年間の維持費まとめ
ここまで出してきた年間の費用をまとめてみますと、
【クラウンハイブリッドの年間維持費】
燃料費 | 82,278円 |
任意保険 | 87,600円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
車検 | 20,000円 |
重量税 | 6,000円 |
自動車税 | 41,650円 |
メンテナンス | 30,200円 |
維持費合計 | 383,738円 |
クラウンハイブリッドの年間にかかる維持費合計は383,738円!
この維持費が他の車と比べるとどうなるのか?
比較をするのは同じ排気量のレクサス「レクサスRCハイブリッド」で比較したいと思います!
レクサスRC300hの実質燃費は15,1q/L
年間の燃料費は86,093円になります。
ではこの維持費部分をクラウンハイブリッドとレクサスRC300hで比較して見ましょう。
【クラウンハイブリッドとレクサスRC300hの年間維持費】
|
クラウンハイブリッド |
レクサスRC300h |
燃料費 | 82,278円 |
86,093円 |
任意保険 | 87,600円 |
83,900円 |
自賠責保険 | 14,010円 |
14,010円 |
駐車場 | 102,000円 |
102,000円 |
車検 | 20,000円 |
20,000円 |
重量税 | 6,000円 |
6,000円 |
自動車税 | 41,650円 |
41,650円 |
メンテナンス | 30,200円 |
51,110円 |
維持費合計 | 383,738円 |
404,763円 |
年間で21,025円の差が出ます!
燃費、税金、などはほとんど変わりはありませんが、メンテナンス費用で大きく差が出ます。
レクサスはタイヤの価格が高額なサイズになるので、クラウンと比較すると年間で2万ほどの差額が生まれる事になります。
ではこの差額で販売価格をどのくらい埋める事が出来るのかも比較してみましょう。
- クラウンハイブリッド(ロイヤルサルーンG) 5,772,600円
- レクサスRC300h 5,740,000円
販売価格差は32,600円ほどの差額が出ます。
このぐらいの差額であればほとんど変わりのない価格差になるので年間維持費が抑える事が出来るクラウンハイブリッドの方がトータル金額は経済的なクルマと言えます。
さらに今ならクラウンハイブリッドの方が安く買える可能性大です!!
その浮いた分の費用で、オプションパーツをより充実させる事も可能ですし内装や外装をよりエレガントに演出する事で、自分だけのオリジナル車に仕上げる事が出来ます。
クルマは長い付き合いになるので、自分の好みのデザインに仕上げる事で愛着が沸いて、クルマを大切に扱う事になるので自然と長持ちもしてくれるようになります。
購入後も価格以上の価値を味わえる事になるので後悔する事もないでしょう。
クラウンハイブリッドを購入するなら商談ポイントが決め手!
クルマの購入をするには、何んの戦略もないまま商談すると大損をしてしまいます!
クルマは大きな買物になるので値引きの幅も大きな金額になります。
そこを何も知らないで営業マンと商談してしまうと、かなり損をしてしまう事になるのでチョットしたコツをお伝えします。
誰でも簡単に出来る方法です。
長年私は整備士時代で、営業マンの交渉をさんざん見てきたので、裏をつく事が出来て尚且つ効果的な方法があります!
「買う」と「売る」の2つの交渉術を身に着ける事で、ここから販売価格を出来る限り値引きをして通常よりも安く購入する事も可能です。
誰でも出来る「高値売却」のポイント
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「最安値」を狙う簡単なコツ
新車に乗り換える時はベストタイミングを見逃すな!
新車乗り換え時期を見極めるには比較がポイントになる!
どちらもとも超効果的な乗り換え術なので、かなり役に立つ方法ですよ。
高く売ってさらに安く買える方法を試してみてはいかがでしょうか